トルコクーデターについて
私はイスタンブールに住んでいるのですが金曜の夜は非常にうるさかったのですが土曜日日曜日は概ね平静です。
土曜日は店がほとんど開いてませんでした。10〜20%というとこでしょうか。写真は閑散としたモールです。土曜日の晩です。
タクシーも乗り合いバスも都市バスも走っていましたので少なくとも公共交通が全滅ということはないです。
今日はちなみにクーデター犠牲者の葬式があるそうで僕の彼女は行くそうです。私はジムに行きます。
トルコではエルドアンはポピュラーですが彼を嫌ってる人も多いです。しかし彼らにせよ今回のクーデターは支持していない模様です。
とにかく誰が黒幕だったのか誰が参加したのかギュレンの関与はあったのかに関して全く情報がないので未だ全体像は明瞭ではないです。
Blogosなどではトルコ国内の不安定さが出た、エルドアンはこれから難しい政権運営を迫られるという論調が出ていますが今の所トルコで支配的な見方はこのクーデターはエルドアンにとってはすごくいいことでこれを口実にして気に入らない判事2000人以上を罷免した、将来的にエルドアンはますます磐石になるということです。
トルコ国民の半分弱はエルドアン支持ではないのでもうこれ以上選挙法や憲法が変わるとエルドアンが終身大統領になってしまうと危惧しています。