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(今のところは)トルコ生活

トルコ在住プログラマーです。頭脳はよく,心も傷つくことがありません。

トルコでの滞在許可の取り方(2016年12月)

トルコ イカメット 滞在許可

 

 今回は巷で大変だ大変だと書かれているトルコでの滞在許可の取得について主に私自身の経験から書きたいと思います。

日本人でトルコに趣味もしくは異性関係で滞在したいと思われてる方は少ないと思いますのでこの記事がどれくらい役立つかはわからないのですが少数のそういう方達のための助けになれば幸いです。

結論から言いますと時間はかかりますが別に難しいことはありませんでした。ただいくつか大事なポイントがありますので最後まで読んでください。

 

滞在許可(イカメット)とは何か?

日本のパスポートがあればトルコ国内に連続した180日のうち90日合法的に滞在できるビザを到着時にもらえます。それ以上滞在したいのであればパスポートが二つなければ基本的には滞在許可(トルコ語でイカメットikamet)をとることが必要となります。

  1. 初めてイカメットを取る時は短期滞在許可(kısa dönem)をとることになります。それは最大1年間有効です。
  2. イカメットなしでビザが切れた後(90日以上トルコで滞在した)出国するときに国境(空港、港など)でオーバーステイした期間の長さによって罰金を最大1000リラ(伝聞です)もしくは最大5年トルコに戻ってこれない罰則があります。それを防ぐために90日以上トルコにいるためにはイカメットが必要です。

 

イカメットはどうすれば取得できるか

オンラインで面接の予約を取って面接日までに書類を整えて面接にいき、不備がなければイカメットが最寄の郵便局に送られてきます。

 

健康保険購入

面接の申請をする際に健康保険の有効期間を入力する画面があります。イカメット取得の条件に健康保険があります。保険には幾つか選択肢があります。

  • トルコ国内の事業所で働いてるのであればSVGという国民保険みたいなものに加入されているはずです
  • 個人で保険を買うこともできます。
  1. まず保険購入のためにトルコのマイナンバーみたいな納税者番号が必要です。これを取るにはパスポートを持参して最寄の税務局(Vergi Dairesi)に行ってください。ついたらその辺でたむろしてる従業員(トルコには多い)にBen yeni taşındığı yabancıyım, yeni vergi numarası nerede alabilir miyimみたいに適当に聞いてください。私はウスキュダルの家のそばのPazarbaşıの役所に行きました。なんとそこで一人英語喋れる職員がいたので適当に話して(トルコ人は適当に話すのが好きです。だいたいトルコに対する愛憎に満ちた意見を聞きもしないのに聞かせてくれます)番号をもらってください。
  2. Anadolu Sigorta, Allianz, Groupamaなどの民間保険会社で1年間有効な保険を買えます。それがアメリカから比べると恐ろしく安くてびっくりします。アメリカでは一番安いプランでも1月$300以上なのですがトルコだと1年間で300−500リラぐらいです。約三十六分の1という恐ろしい価格。しかも保険なしで病院行っても安いです。でもイカメットのために買いましょう。私は電話してからオフィスに行って"ikamet için alabileceğim sağlık sigortası var mı"と聞いてから行きました。461TLで現金のみでした。トルコ人はだいたい英語できないのでトルコ語ができないのであれば誰か友人に一緒に来てもらいましょう。購入の時に納税者番号が必要となります。

 

面接申請

晴れて保険が買えたら契約書に保険会社と番号がありますので大事に保管してください。オンラインで面接の申請をします。https://e-ikamet.goc.gov.tr/に行って面接の申請をしてください。このサイトはひどいのですがいくつかポイントがあります。

  1. 最重要なポイントは合法的に滞在している間に面接を申請してください。不法滞在中だとサイトを使えないらしいです。(個人的にはためしてません)
  2. いくつかイカメットの種類があります。滞在の理由に従って選んでください。特に理由がなければStaying for touristic reasonsで良いでしょう。
  3. 電話番号及び住所は変わっても大丈夫です。以下に書きますが面接申請日から面接日までだいぶ開きますので電話番号や住所が変わる場合があります。これらは面接で最終的に修正できますので大丈夫。
  4. お住いのある地域で面接希望者が多いと他のオフィスに回されることがあります。私はウスキュダルで申請したのですが本来はKadiköy管轄のところGayrettepeのオフィスに回されました。これも大丈夫です。
  5. 私は2016年6月に面接申請したのですが面接日は12月でした。最近シリア紛争のせいで申請者が多いので6ヶ月ほど待たされるのは普通のようです。当然合法的な滞在期間を超過してしまいますよね?面接申請した時点で面接日までには合法的に滞在できるので大丈夫です。念のため出歩くときはパスポートと申請書のコピーを持ち歩けばいいです。(私は警官に止められることはなかったです。)ラッキーな人たちはキャンセルがあった時に上手く面接予定入れるのでもっと早く面接できることもあるようです。
  6. 申請者の数に絡んでですがどうも面接の日時も場所も一回選んだら変更できない模様です。さっさと選んで申請書をプリントしちゃいましょう。
  7. 申請書に疑問があれば質問できるホットラインがありますのでそこに電話しましょう。英語で大丈夫でした。+90 312 157 11 22  政府のサイトはhttp://www.goc.gov.tr/icerik6/General%20Information_917_1060_8860_icerik

 

書類取得

面接日に必要な書類は

  1. 申請書
  2. 健康保険
  3. 滞在中十分な原資もしくは収入の証明
  4. 住所の証明
  5. パスポート用写真2つ
  6. 入国に要したビザのプリントアウト(日本のパスポートであれば必要ないかと思われます。私はアメリカのパスポートで入国したのでビザが必要でした。空港で$20で買えますが。)
  7. パスポート
  8. 無罪証明(必要ある場合もあると書かれていますがわからないです)

です。申請書と健康保険は上で書きましたのでここでは3以降について書きます。

必ずプリントアウトした 書類を持参してください。画像やファイルでスマホで持ってるとプリントアウトするように言われます。

滞在中十分な原資があるもしくは収入の証明

これは1年間の滞在許可申請だと6千ドルあればいい模様です。問題はイカメットがなければトルコで銀行口座を開けないとうこと。これには幾つかやり方があるようです。

  1. 海外の銀行口座の残高証明を公証人役場に持って行き訳して貰い公正証書にしてもらう 
  • おそらく近所にröterlikとかいてある公証人役場がいくつもあるはずですのでそのうちの一つに銀行口座残高のプリントアウトを持って行きましょう。
  • 例のごとく英語ができる人はいないのでトルコ語必須
  • 自分で訳してはいけません。公証人が契約してる人にトルコ語訳を頼みます。これが高くて英語ートルコ語で1ページ80リラぐらいします。日本語だともっと高いでしょう。二日でできましたけどね。
  • 公証人の証明は50リラぐらいです。私は全部で400リラぐらいかかりました。不法滞在の罰金を払ったほうが安いのでは。

    2. 収入の証明

  • 私はトルコにいる間収入もあったのですがちょっと証明はどうやるのかわかりません。おそらく公証人役場にいって証書にしてもらうのかと思います。
  • 1ヶ月に500ドルほど稼いでいればいいようです。ブログのアフィリエイトやアプリなどで稼いでる方なら到達可能と思われます。
  • 私はエンジニアとしてトルコのスタートアップにいた期間もあったのですが(これについては後ほど書きます)その時のサラリーが7000リラでしたのでまあ2000ドルぐらいですので必要額はクリアーできると思います。しかし労働許可はないので書類やどうやったのでしょうか。トルコはその辺ゆるゆるです。

   3. 第3の道もあります。私は結局これにしましたが住所証明のセクションに書きます。

 

住所の証明

これも幾つか証明の仕方があります。

   1. 大家からKira sözlemesiを貰い公証人役場に持って行く。

一番オーソドックスな方法です。Kira sözlemesiは賃貸契約です。住所と家賃が書いてあります。これを持って公証人役場に持って行き印を貰いましょう。50リラぐらい。

   2. 彼女などと同居している場合

Taahhütを貰いましょう。これは保証人のようなものでこの場合上の原資、収入の証明も必要ないです。トルコ市民の後見人が要するに住所及びコストの全てを負担するということを公正証書にして(これも50リラぐらい)これがあれば楽チンです。私はこのやり方にしました。銀行口座残高訳す必要がなかった...

   3. 持ち家の場合

ちょっとわからないです。このやり方でやった人はコメント欄にお書きください。

 

パスポート用写真2つ

これは普通に町の写真屋行ってpasaport fotosu lütfenとか言えばいいです。10−15リラぐらい。oturma izini mi pasaport için miと聞かれればどっちでもいいので大丈夫です。

 

入国に用いたビザのプリントアウト

特に説明はないです。日本のパスポートで入国しているのであれば必要ないはず。

 

パスポート

忘れてはいけません。確か申請してる期間は有効である必要があるはずです。

 

無罪証明

私は必要ありませんでした。警察署でもらえるはずですが詳しいことはわからないです。

 

それでは面接に進みましょう。

 

面接

それではe-ikametに書いてあった面接日に場所に行きましょう。面接自体は短いですがかなり待たされてまた途中で申請費用を払ったりなので1日仕事になります。

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Gayrettepeの移民局

ビルに着いたら守衛さんに申請書を見せましょう。ここで申請日を確認されたら面接する階に行けと言われます。行ったらさらに守衛さんがいるので申請書類を見せましょう。そこで他にも住所証明などの様々な書類をチェックされます。ここで大事なことは2つ。

  1. 矛盾する書類を見せない。例えばtaahhütと住所証明はどちらか1つだけ必要なのですがそこに違う住所がある(申請から6ヶ月も空いたの普通にあることです)などの場合は1つだけ見せておけばいいです。面接本番でも1つだけ見せましょう。
  2. 付添い人は入れない。あなたがトルコ語できなくても一緒に来た友達は入れません。私の面接官の英語はまあまあうまかったのですがほぼ全部トルコ語で通したのでまあ英語もトルコ語もできないと辛いと思います。私の申請日にはスペイン語しかできない女の子が来てたのですがどうなったのでしょうか。

時間が来たら面接の部屋に呼ばれます。と思うでしょうが待たされます。おそらく時間はブロックごとになってるのでなるべく早く行って早く面接してもらったほうがいいでしょう。

 

面接自体ですが特に何事もなく書類をチェックするだけでした。女性の面接官でしたのでトルコの女性にもれず彼女のために移住したと見ると素晴らしいことだと行って同情してくれました。ここで電話番号などは必ずチェックしてください。カードが郵便局に行ったなどの連絡はテキストメッセージできます。

書類をチェックした後は申請費用を払うように言われます。この時面接場では払えなくて最寄の税務局で現金で支払った後レシートをもらい面接官に渡します。

ちなみにこの時書類漏れなどがあれば1ヶ月以内にそれを持って来ればいいようです。私は入国時に使ったビザをプリントアウトしろと言われたので申請費用を払う時にコピー屋に行ってプリントしてもらいました。(2リラ)

 

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コピー屋のコピー機の上に陣取る猫

 

申請費用は322リラでした。

 領収書をもらったらまた移民局に行って面接官にそれを渡ます。そして晴れて申請終了となります。2016年12月時点ではどうも忙しくて1日40件以上面接して疲れると言ってました。トルコに来る移民はカザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンなどの広義のチュルク系国家からが多く後はシリア、エジプト、レバノンなどだそうです。西欧はあまりないと言ってました。中国韓国は見たことがある程度だそうです。

 

申請が終わった後一枚の書類をもらえます。これはikametのカードが届く前に出国する必要がある時には最大2週間国外にいれるという書類ですのですぐにトルコ出国する予定があれば大事に保管しましょう。できればそういう予定は入れないほうがいいですが...

 

さて申請後1週間から十日ほどで住所証明にあった住所の最寄の郵便局止めでカードが届きます。そこに3日間ほどしか置かれないそうなので急いで取りに行く必要があります。特にコストはかかりません。

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 Etilerの郵便局。窓口でikamet取りに来たというと奥に行けと言われます。パスポート忘れないように。

f:id:asdfasfasd:20170221114012p:plainikametです。長かった。これが来るまでまさに開発途上国に島流し状態で出ることもできない。宇喜多秀家の気分?

 

さてようやく取ったikametなのですが2ヶ月トルコ国外にいるとキャンセルされると書いてあったところがありましたが友人によるとそんなことはないなどと未だにクリアーなところはないです。私が取得後国外に出た時はビザは切れてたのですがikametをパスポートと一緒に出すと特に問題はなかったです。(そりゃそうか)

 

さてさて長い文章読んでいただきありがとうございました。記入漏れはご自身の体験などありましたらコメントお書きください。

一番大事なこと2つは

  1. トルコ入国したら合法的滞在期間が切れる前に面接を申請する
  2. 合法的滞在期間が終わったら(トルコに戻ってくるつもりがあれば)面接日までトルコを出国しない

となります。

最後になりましたが僕のikamet取得に当たって本当に助かったのはElifという友人が助けてくれたからです。なんせわからないことばかり、そしてトルコという国は制度の朝令暮改が多いのでやはり外国人相手に商売してるプロに助けてもらうと安心です。彼女は5年間Leventで外国人の滞在及び労働許可を取り扱ってるのでこのブログを読んでYukiが勧めていたというと値引きしてくれるでしょう。

http://www.ekdanismanlik.com.tr

彼女最近保険も取り扱い始めたそうでかなり安いです!まさにすべてお任せできます。(さすがに面接は本人が行く必要ありますが。)

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オフィスでのElifちゃん

 

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僕より寿司を巻くのがうまかったElifちゃん...

メッセージは英語で書けばいいです。

 

それではあなたも楽しい?少なくとも嫌にならない程度のトルコ生活を!